阪神の鶴岡が現役引退 3球団でマスクかぶる

 阪神の鶴岡一成捕手(39)が29日、兵庫県西宮市で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。「1軍で戦力にならなければ引き際かなと思っていた」とすっきりした表情で話した。プロ21年目の今季は10試合の出場にとどまった。

 兵庫・神港学園高から1996年にドラフト5位で横浜(現DeNA)入団。2008年途中に巨人にトレード移籍し、フリーエージェント(FA)権を行使して12年からDeNA。14年にDeNAにFA移籍した久保康友の人的補償で阪神入りした。

 巨人で経験した08年のリーグ優勝と09年の日本一を「財産」と表現。

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