日本ハムファン、必死にロッテ応援も届かず 優勝は持ち越し
「西武3-0日本ハム」(27日、西武プリンスドーム)
優勝マジック1としていた日本ハムが西武に敗れ、2位のソフトバンクがロッテに勝ったため、4年ぶりのリーグ優勝は28日以降に持ち越しとなった。
試合終了後、球場のモニターにはQVCマリンフィールドで行われていたロッテ-ソフトバンクの映像が流れた。右翼席から一塁側スタンドを埋めた日本ハムファンは、映像の音声に合わせてロッテ・デスパイネら選手を応援。最後の打者・鈴木が空振り三振に倒れると、球場は大きなため息に包まれた。
28日に先発予定の大谷を代打起用するなど、勝利への執念を見せた栗山監督は「岸もいい球を投げていたけどね…」と悔しそうに振り返り「しっかりやります。勝てばいい」と前を向いた。