NPBとJICA提携 野球途上国へのプロOB派遣も推奨

 日本野球機構(NPB)と独立行政法人国際協力機構(JICA)が26日、都内で会見を行い、両団体で提携関係を結び、今後の野球普及・振興事業について連携協力をしていくことを発表した。

 プロ野球12球団とNPBは、15年に全国の小学校の体育科目で「ベースボール型」授業で活用する指導用教材を作成。全国の小学校、約2万1000校に無償配布していた。

 指導用教材については英語版150冊、スペイン語版630冊も作成。今後はコスタリカ、ボリビアをはじめとした中南米、アフリカ地域を中心とした33カ国へ、JICAを通じて現地ボランティアへ配布される予定だ。

 JICA・青年海外協力隊の小川登志夫事務局長は「人々がスポーツに接する機会を増やし、途上国の子供たちの笑顔が増えることは大変に意義のあること」と話した。

 また、学生野球資格回復制度研修会で、プロ野球OB向けにJICAボランティアへの応募勧奨も可能となり、NPB・井原事務局長はプロ野球OBの野球途上国への派遣について「その可能性を広げたい。窓口をきちんと作って、協力していただくOBの方がいれば、そうしたとことを勧めたい」と説明した。

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