巨人の野球賭博事件 ハンディを組幹部が送信
巨人の野球賭博事件で、賭博開帳図利の疑いで逮捕された指定暴力団山口組系組幹部の三宅雅剛容疑者(42)らが、元選手らを客に賭博を開いていた元飲食店経営斉藤聡被告(38)=同罪で公判中=に、賭けの対象チーム間の実力差を調整する「ハンディ」をメールで送っていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。
三宅容疑者は、同容疑で共に逮捕された同じ組の元組員酒井良昌容疑者(37)ら2人に賭け金の回収を指示していたことも判明。警視庁組織犯罪対策4課は25日、同容疑で三宅、酒井の両容疑者ら3人を送検した。