日本ハム・大谷、観客200万人に感謝 本拠地移転後初の大台突破

 「日本ハム2-1楽天」(25日、札幌ドーム)

 日本ハムは延長十一回、サヨナラ勝ちし、優勝へのマジックを「3」とした。この日は、4万1139人の超満員の観衆が詰めかけ、本拠地移転後、初めて主催試合の観客動員数が200万人を突破した。

 今季、主催70試合目での突破。2004年に本拠地を東京から北海道へと移してから13年目で悲願の数字をクリア。これまでは2009年の199万2172人が最多だった。球団最多は1988年の245万8500人。

 この日、同点打とサヨナラのホームを踏んだヒーローの大谷も満員のスタンドを見ながら、「ずっと目標にしてきた数字を達成できて、すごくうれしいです。こうやって優勝争いをして、きょうも勝てたのも、満員になって一生懸命応援してくれているからだと思っているので、これからもよろしくお願いします」とファンに感謝していた。

 竹田球団社長は「優勝争いを演じるチームの戦いぶりを筆頭に、スタジアムエンターテイメントの追求、おもてなしの心、SC活動を通じた地域社会との共生など、ひとつひとつが少しずつ実を結んできた結果ではないかと感じています」とし「多くの方のご支援、ご声援のたまものと心より御礼申し上げます」とコメント。栗山監督も試合後「中継環境が整っている中、球場まで足を運んでくれて、心の底から感謝します」と話した。

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