オリックス2軍 本拠地としての神戸ラストゲーム
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「ウエスタン、オリックス7-3広島」(25日、神戸第二)
来年3月から大阪の舞洲に移転するオリックス2軍。ウエスタン最終戦となる広島戦が本拠地としての神戸ラストゲームとなった。スタンドは1017人のファンで満員になった。
試合はブランコの7号2ランに始まり、縞田、岩崎、伏見と4発で7得点を挙げる猛攻、投げては先発のルーキー吉田凌が6回3失点の好投。九回2死からは引退を発表している小松が登板し、堂林を三直に打ち取り試合終了した。
試合後には全員がグラウンドに整列。あいさつに立った田口2軍監督は「来年は舞洲に移転します。変わるためには動きつづけなければいけない。変化を恐れていてはいけない。これもその一部です。オリックスというチームは95、96年に『がんばろう神戸』の言葉の下にファンと選手が一体となった。そのDNAはずっと受け継がれていくと思います。変わらず応援していただけると思います。『ありがとう』とか『さようなら』という言葉は使いません。来年も皆さんと一緒に戦いたい。同じように応援してください」と締めくくると大きな拍手が巻き起こった。
最後は全員が来場者とグラウンドでハイタッチしてセレモニーを終えた。