専大が今季初勝利 秦が勝ち越し2ラン「神ってる」鈴木の高校後輩
「東都大学野球、専大5-3国学院大」(15日、神宮球場)
専大が今季4試合目で初勝利を挙げた。
初回に2点を先制。三回に同点とされたが、五回に5番・秦匠太郎外野手(2年・二松学舎大付)が左越えに2ランを放ち、勝ち越しに成功。八回にも1点を加えて逃げ切った。
「狙っていたスライダーを打ちました。うまくバットにボールが乗った」と、殊勲弾を振り返った秦。「本当に(開幕3連敗は)長かったし、勝ててよかった」と、笑みがこぼれた。
二松学舎大付では、広島・鈴木誠也の2年後輩。8強入りした12年夏の東東京大会では、1年生大砲として3試合連続本塁打をマークし、エース・鈴木を援護した。時々連絡を取るという先輩の大活躍は、いつもチェックしている。「夏一緒に戦えたのは、自分の中でも宝物。刺激になるし、もっと頑張ろうと思う」。“神ってる”先輩に負けない打棒で、専大を上昇気流に乗せる。