ソフトバンクが首位陥落 最下位のオリックスに連敗 吉田正が決勝弾

 「オリックス4-3ソフトバンク」(9日、京セラドーム大阪)

 首位を走っていたソフトバンクが最下位のオリックスに連敗し、日本ハムと入れ替わって2位に転落した。パ・リーグのV争いが混とんとしてきた。

 3点を追うソフトバンクは二回無死二塁から中村晃の適時二塁打、明石の中前適時打。七回には今宮の右前適時打で同点に追いついた。

 しかし、オリックスは同点で迎えた八回、吉田正の右越え7号ソロで勝ち越し。最終回を守護神、平野が無失点に抑え、リーグ最遅で今季50勝目に達した。

 ソフトバンクは初回、先発の東浜が中島に5号3ランを許し、3点を追いかける展開に。七回に今宮の適時打で同点に追いついたが、八回に森福が吉田正に決勝弾を許した。

 2試合連続本塁打を放った吉田正は、「いいところで打てて良かったです。前の打席、チャンスで結果を出せず、なんとか入ってくれと思いました」と振り返っていた。

 ソフトバンクは3位以内が確定し、クライマックスシリーズ出場は決まった。

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