甲子園に春夏通算８回出場している北海道の強豪、北照が、部員の暴力や校則違反などを受けて、野球部活動の無期限停止と、９月８日に開幕する秋季北海道大会小樽支部予選への出場辞退を道高野連に届け出たことが３０日、分かった。活動停止は２９日付。

　同校によると、昨年９月に部員が高校名入りのＴシャツや帽子を無断で販売。同１２月には別の部員が期末試験でカンニング行為をしたほか、今年６月には別の部員が下級生を平手打ちするなど、問題行動が立て続けに起きた。いずれの部員も停学処分になったという。小玉智校長は「活動停止にしたことで、生徒たちにはこれまでの行動を振り返ってもらいたい」と話した。