野球の高校日本代表が台湾入り 横浜・藤平「本気でアジア一を」
野球のU-18アジア選手権(30日開幕)に出場する高校日本代表が28日、開催地の台湾・台中入りし、約2時間の練習を行った。
投手陣はブルペンに入らず、体幹トレーニングなどで調整。野手陣はフリー打撃に続いて、ナイター照明の下で内外野のノックを受けた。
現地での初練習を終えた小枝守監督は「雨でできないと聞いていたので、やれたのはラッキーだった。長旅で体が固まっているので、ほぐすことを中心にした」と明るい表情。第1戦・香港戦のスタメンについては「ほとんどこうで、という意見はあるが、調子の波があるので発表していません」と、話すにとどめた。
今秋ドラフト1位候補右腕の横浜・藤平尚真投手(3年)は「あまり日本と変わらず、いい環境でできそう。グラウンドもイレギュラーしないし、気温も涼しい」とひと安心の様子。「本気でアジア一を狙っていきたい」と力を込めた。