ソフト江川V1号!昇格即起用に応えた「腐らずにやっていて良かった」

 「ソフトバンク5-0楽天」(24日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンク・江川智晃外野手が一振りで起用に応えた。この日、約3カ月ぶりに1軍に昇格し「7番・左翼」で先発した七回の第3打席。塩見のフォークを完璧に捉えて右翼席へ決勝1号ソロ。打った直後に本塁打を確信して高々と右腕を掲げた背番号43は「最高に気持ちよかった。腐らずにやっていて良かった」と声を弾ませた。

 六回までわずか2安打と重苦しい雰囲気を、チーム4試合ぶりの一発で変えた。さらに2死二塁から中村晃の中前適時打で2点目を挙げ、八回には松田が左越え22号3ラン。8月4日の西武戦で12安打をマークして以降、16試合ぶりの2桁となる10安打に達した。

 2013年に12本塁打を放っている江川は、10月に30歳を迎える今季を「もう一回輝けるように何か変えないといけない」と打球の角度など持ち味の長打力を見つめ直し、ここ一番で発揮した。23日に負傷した守護神・サファテの離脱は最小限にとどまりそうで、伏兵の一発をきっかけに強力打線も復活すれば、リーグ3連覇はぐっと近づく。

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