豊田泰光氏の通夜に300人 中西氏らが別れ惜しむ

 プロ野球西鉄(現西武)で強打の内野手として活躍し、14日に81歳で死去した豊田泰光氏の通夜が23日、東京都品川区の桐ケ谷斎場で営まれ、球界関係者ら約300人が別れを惜しんだ。

 会場には現役時代のユニホームやバットが飾られ、チームメートとして「野武士集団」と呼ばれた西鉄の黄金時代を築いた中西太氏(83)は「相手と戦う前に仲間に負けるかという闘争心でぶつかっていった。よき友、よき同志が次々と亡くなり残念」と思い出を語った。現役引退後に評論家として活躍したこともあり、多くの報道関係者も弔問に訪れた。

 葬儀・告別式は24日午前9時半から桐ケ谷斎場で行われる。

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