オリックスがサヨナラで7月の月間勝ち越し決める 川端が九回1死満塁で殊勲打
「オリックス5-4西武」(31日、京セラドーム大阪)
オリックスが同点で迎えた九回、1死満塁から川端が中前適時打を放ち、今季4度目のサヨナラ勝ち。12勝11敗と7月の月間勝ち越しを決めた。
打線は1点を追う八回、川端の二塁打をきっかけに好機をつくり、若月の適時二塁打で同点とした。さらに九回は、この回から登板した増田を攻め、先頭の安達、糸井が連打で出塁。T-岡田が敬遠され、無死満塁とすると、モレルは内野ゴロに倒れたが、続く川端が初球を中前にはじき返した。
お立ち台に上がった川端は「体が震えています。ときかく攻める気持ちで初球からいってやろうと、打席に入りました。自分自身がしびれちゃいました」と振り返った。
西武は1点を追う二回無死一塁から山川の左越え3号2ランで逆転。三回は1死二塁から秋山の左前適時打、四回には2死二塁からメヒアの左前適時打で加点したが、先発の野上の後を受けた牧田、野田ら中継ぎ陣が踏ん張れなかった。