履正社 エース寺島が初の甲子園に男泣き 12奪三振で金光大阪打線を3安打完封

履正社・寺島成輝(左)はウイニングボールを履正社・岡田龍生監督に手渡す=舞洲(撮影・山口登)
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 「高校野球大阪大会・決勝 履正社12-0金光大阪」(31日・舞洲ベースボールスタジアム)

 履正社のドラフト1位候補・寺島成輝投手(3年)が、12三振を奪って金光大阪打線を3安打完封。最後の夏に初めて甲子園への切符をつかみとった左腕は、試合後、涙を流す場面もあった。

 「負けて泣いたことはあるんですけど、勝って泣いたのは初めてです」と明かした寺島。初回に2点の援護をもらうと、力を抑え気味にカウントを先行させた。打者を追い込むと144~6キロのストレート、130キロ台中盤のカットボールで三振の山を築いた。

 甲子園につながる過去4度の大会で、涙を飲んできたエース。「昨秋の負けで変わった。最後の夏をしっかり目指そう」と体作りや投球への意識を変えた。今年に入って公式戦での失点は今夏の大阪大会初戦で関大一に喫した1点のみ。絶対的なエースに成長した149キロ左腕は、「甲子園で150キロを出してみたい」と何度も何度も想像してきた舞台に思いをはせた。

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