ヤクルト、東京ドーム8戦8敗…山田3四死球もバレンティン大ブレーキ
「巨人9-0ヤクルト」(30日、東京ドーム)
ヤクルトは、4安打完封負けで今季2度目の5連敗、東京ドームでは8戦8敗となった。真中監督は「打線に元気がない」と険しい表情を浮かべた。
バレンティンがブレーキだ。一回2死三塁で見逃し三振に倒れるなど、全4打席で走者を置いて凡退。前を打つ山田が3四死球とまともに勝負してもらえない中で、4番の不振は痛かった。最近6試合でわずか1安打。杉村チーフ打撃コーチは「ゲームでの対応がいまひとつ。うまく配球にやられている」と説明した。
左有鉤(ゆうこう)骨骨挫傷で6月に離脱した主砲・畠山は、古傷の右アキレス腱(けん)痛の治癒も同時に目指すために今季中の復帰は絶望的。苦しい状況だけにバレンティンが奮起するしかない。