3勝目の巨人・大竹「自分はいつも崖っぷち」

 「巨人9-0ヤクルト」(30日、東京ドーム)

 巨人・大竹寛が7回無失点で今季3勝目(1敗)を挙げた。通算1500投球回も達成。「自分はいつも崖っぷちだと思ってマウンドに上がっているので、いつも通り絶対勝つと思ってマウンドに上がりました」と、強い決意で登板したことを明かした。

 故障などもあって出遅れ、今季初勝利は6月2日のオリックス戦。それでも最近3試合で2勝と、調子は徐々に上がってきた。この試合は制球に苦しみ、7回を投げ終えるのに132球を要した。それでも身上の粘りを発揮。ヤクルト打線にホームを踏ませなかった。「無駄球が多くて誠司(捕手の小林誠)に迷惑をかけてしまったんですけど、うまく引っ張ってくれて、誠司に感謝です」と話した。

 高橋監督は「結果ゼロだったんでナイスピッチングなのかなと思いますけど、何とかという感じですかね」と、ボール先行の投球に苦笑。それでも「結果的にゼロで抑えたんで、いいのかなと思います」と話した。

 開幕から出遅れていた内海が復調して6勝を挙げ、大竹寛も戦力となっている。広島への挑戦権を得るためには、ベテランの力が欠かせない。

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