巨人競り勝つ 内海がプレーヤーズデーに6勝目「聞いた時はすごい嫌だった」
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「巨人3-1ヤクルト」(29日、東京ドーム)
巨人が接戦を制した。初回、阿部の7号2ランで先制。2-1の六回には坂本の17号ソロで突き放した。
先発の内海は7回4安打1失点の好投で6勝目(3敗)を挙げた。二回、荒木の中前適時打で1点を失ったが、三回以降は無安打投球を見せた。八回はマシソン、九回は沢村が、いずれも四球で走者を出しながらも無失点で切り抜けた。沢村は25セーブ目。
お立ち台に立った内海は「序盤、ランナー背負ってリズム悪いピッチングだったんですけど、粘り強く投げられました。粘りが僕のスタイルなんで、それがきょうできたんじゃないかなと思いました」と、納得の表情を浮かべた。この日は内海自身のプレーヤーズデー。もともと26日の広島戦(岐阜)に先発予定だったが雨で流れ、この日の登板となった。「きょうは内海デーということで、絶対に勝たないといけないと思った。登板聞いた時はすごい嫌だったんですけど、(勝てて)よかったです」と胸をなで下ろした。
ヤクルトは4連敗。先発のディビーズは6回3失点で2敗目(2勝)を喫した。