関東一“先輩オコエ”の助言で森川決めた!延長サヨナラで逆転甲子園切符

 「高校野球東東京大会・決勝、関東第一4-3東亜学園」(28日、神宮球場)

 関東第一が逆転サヨナラ勝ちで2年連続7度目の出場を決めた。1点を追う延長十回、主将の村瀬佑斗内野手(3年)の適時打で同点とし、森川瑶平内野手(3年)がサヨナラ打を放った。オコエ瑠偉(現楽天)を擁しベスト4を果たした昨年の再現を狙う。

 オコエが残した“魂”は、しっかりと受け継がれていた。劇的な結末を呼んだのは準決勝まで一塁ベースコーチを務めていた、身長158センチの伏兵だった。1点を追う延長十回。同点とし、なお1死二、三塁から外角直球を右中間に運んだ森川は「自分で感動しちゃいました」と目を赤く腫らした。

 スタメンの抜てきを知ったのは、試合開始1時間前。メンバーが記されたボードを見て「よしっ」と気合を入れた。第1、2打席でも安打を放ち、計3安打。「調子がいいので、決勝で使うと決めていた」と話した米沢貴光監督(40)は「よくやってくれた」と孝行息子をたたえた。

 昨年まではオコエの自主練習の相手を務めた森川。身長が伸びる効果のあるサプリメントを服用する努力が報われず「チビ」とからかわれる一方で「先にヘッドを出せ」と打撃のアドバイスを授かっていた。大舞台で結果を示した背番号14は「練習してきたことが生きた」と声を弾ませた。

 今年のチームにはオコエのような強烈な「個」はいない。それでも米沢監督は「野球の理解力は、昨年の子たちと一緒」とし「甲子園でも一戦必勝で戦いたい」と力を込めた。今大会3度目のサヨナラ劇で手にした夏切符。接戦を制し、ベスト4まで勝ち上がった昨夏の再現を予感させる。

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