巨人、長野&阿部&ギャレ弾で広島に9差 先発野手全員安打、今カードM点灯阻止
「巨人7-2広島」(27日、京セラドーム大阪)
2位・巨人が長野久義外野手の今季初の先頭打者弾、阿部慎之助の6号2ランなどで首位・広島に快勝し、このカードでの広島の優勝マジック点灯を阻止した。ゲーム差を「10」から「9」へと一つ縮めた。
3連戦の初戦が雨で中止となり、残る2試合とも落とすとマジックが点灯してしまう状況で、一回に長野の6号ソロ、村田の適時打で先制。三回には阿部の2ラン、六回にはギャレットの15号2ランも出て、一発攻勢でリードを広げた。先発野手は全員安打だった。
先制弾の長野は「甘い球が来たら積極的にいこうと思っていました。一番いい結果が出ました」とクールに振り返った。阿部は、インタビュアーの質問に「最高です!」を3連発。28日はエース菅野が先発とあって、「これからは全部大事だと思うし、1球が大きく左右してしまうので、集中力を持ってやっていきたいと思います」と気を引き締め直した。
投げては先発の田口が7回を2失点(自責1)で6勝目(6敗)となった。