ヤクルト・山田 初回先制30号3ランも空砲 2年連続トリプルスリーへ

 「阪神5-3ヤクルト」(26日、甲子園球場)

 こん身の一撃も勝利に結びつかなかった。一回1死一、二塁。ヤクルト・山田が右翼ポール直撃先制3ラン。9試合ぶりの一発で両リーグ30号一番乗り。2年連続で節目の数字に到達した。

 「チャンスだったので、空振りしてもいいやという気持ちでした。打った瞬間に切れなかったら本塁打になると思いました」。だが、痛恨の逆転負けで連勝は3でストップし、若武者から笑顔は消えた。

 今季の大目標は史上初の2年連続トリプルスリーで、早々と第一関門を突破。「個人的には打てて良かったです」。打率・347、23盗塁で偉業達成も現実味を帯びてきた。今後も上位進出に向け、打って走ってチームの白星を狙う。

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