広島新庄が4年連続決勝進出 プロ注目左腕・堀が1失点完投

力投する広島新庄・堀(撮影・吉澤敬太)
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 「高校野球広島大会・準決勝、広島新庄4-1崇徳」(24日、しまなみ球場)

 広島新庄のプロ注目の左腕・堀瑞輝投手(3年)が、力強い投球で9回7安打1失点の好投。4年連続となる決勝進出を決めた。

 序盤から制球された直球とキレ味抜群のスライダーを武器に11奪三振を奪った。「三振は意識しているわけではないですけど、今日は勝負所で狙って三振を取るとこができました」と崇徳打線をねじ伏せた。

 阪神など複数の球団スカウトが視察する中、直球は自己最速にあと1キロに迫る145キロをマーク。連日の登板も疲れを感じさせせなかった。「しっかりと寝るとこができたので昨日よりも体が軽かったです。ペース配分を考えて投げています」と胸を張った。

 如水館との決勝戦。「自分がみんなを引っ張っていきたい」とエースは力を込めた。

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