巨人、15安打で大勝 四回に3発含む7連打で一挙6点
「DeNA1-9巨人」(24日、横浜スタジアム)
巨人が15安打9得点で大勝し、連敗を2で止めて貯金1とした。0-1の四回に3本塁打を含む7連打で6点を奪い、DeNA先発・今永を一気に攻略した。
1死から坂本、阿部の連続長短打で追いつくと、続く村田が左越えに勝ち越しの12号2ラン。ギャレットも2者連続の14号ソロで続いた。その後、小林誠の2号2ランも飛び出した。1イニング6得点は4月10日の中日戦以来で今季最多タイ。
五回にもギャレットの中前適時打で1点を追加。九回には4連打で2点を奪った。
先発のマイコラスは7回2安打1失点の好投で今季初勝利を挙げた。八回はマシソン、九回は田原誠が無得点に抑えた。
今季5試合目の登板で初勝利を挙げたマイコラスは「全体的によかった。守備にも助けられた」と振り返った。昨季から続く自身の連勝は12に伸びた。「誰も負けたくはないので、そういう意味では負けないことが続いているのはいいこと」と語った。高橋監督は、26日からの首位・広島との3連戦に向け「どこが相手でも負けられないのは同じ事。きょうのようなゲームができればと思っています」と、話した。
DeNAは連勝が4で止まり、勝率5割復帰はならなかった。6月18日の楽天戦以来の先発となった今永が、5回10安打7失点と崩れ、6敗目(5勝)を喫した。打線はわずか3安打で、ロペスの18号ソロによる1点止まりだった。