観音寺中央、一挙8点 6年ぶりの4強入りだ

 「高校野球香川大会・準々決勝、観音寺中央10-8英明」(22日、レクザムスタジアム)

 純白のユニホームが躍動した。観音寺中央が英明に打ち勝ち、6年ぶりの4強入りだ。

 2-2の同点で迎えた八回。2死から7番・三好佑弥捕手(2年)が中前打を放つと、打線がつながった。満塁として1番・橋口怜衣外野手(2年)が「変化球を狙っていた」と走者一掃の勝ち越し三塁打。さらにヒットと2四球などを重ね、10者連続出塁の猛攻で一挙8点を奪った。

 その裏、エース・三好球太投手(3年)が満塁本塁打を浴びるなど6点を失ったが、2点差で逃げ切り。土井裕介監督は「野球は最後まで何が起こるか分からない。いい勉強になった」と話した。

 1995年のセンバツで初出場初優勝した観音寺中央は来春、三豊工と統合され「観音寺総合」に校名が変わる。現校名で出場する最後の夏、21年ぶりの甲子園が見えてきた。

 準決勝の相手は尽誠学園。全国制覇時の主将だった土井監督は「こういう経験がチームの力になる」。エース・三好球は「この校名、このユニホームで甲子園に出たい」と闘志をみなぎらせた。

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