「高校野球・茨城大会4回戦、明秀学園日立9-2つくば国際大東風」(21日、日立市民球場)
明秀学園日立が中盤に逆転して七回コールド勝ちし、8強入りを決めた。
1点を追う六回に5番・芳賀大成内野手(1年)が右越え2ランを放ち逆転。七回には今秋ドラフト候補に挙がる糸野雄星内野手(3年)の左越えソロを皮切りに、6安打を集中して一挙6点を奪った。
高校通算47号で勝利に貢献した糸野は「1本打って流れを変えたいと思っていた」と納得の表情。それでも、金沢成奉監督は「もうひと働きしてもらわないと。投打の歯車をかませていきたい」と、手綱を緩めなかった。