オンドルセクいなくても燕盤石リレー星

 「広島2-5ヤクルト」(30日、マツダスタジアム)

 ヤクルトが新勝利の方程式で、鯉軍団の破竹の連勝を止めた。守護神のオンドルセクが不在の中、2番手以降が、無失点リレー。真中監督は「ピッチャーがつないで、しっかり投げられたと思います」と褒め、確かな手応えをつかんだ。

 2点リードの六回から登板した右腕の平井が力投した。150キロを超える直球を武器に、2回を1安打3奪三振無失点。八回からマウンドに上がったルーキも好投した。

 本来はセットアッパーの秋吉が九回を締めて2セーブ目。右腕は「九回は独特。しっかり抑えて勝てる試合に持っていければ」と話した。指揮官は「(秋吉は)慣れない厳しいポジションで結果を出してくれた」と目を細めた。

 26日・中日戦登板後、首脳陣に悪態をつくなどした抑えのオンドルセクが出場選手登録を抹消された中、リリーフ陣が奮闘。29日に自力優勝の可能性は消滅したが、昨季リーグ覇者が、意地と執念を見せ付けた。

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