西が痛恨1泣…オリ今季ワースト借金10

 「交流戦、オリックス2-3巨人」(31日、京セラドーム大阪)

 オリックス・西勇輝投手が、1球に泣いた。逆転してもらった直後の六回。2死までこぎ着けたが、長野に中前打のあと、阿部に対してカウント1-1から外角を狙った直球が甘く入り逆転2ランを浴びた。「あの1球ですね」と悔やんだがあとの祭り。これで5月は白星なしの4連敗となり、リーグワーストの7敗目を喫した。

 福良監督は「勝てないところがそういうとこ。別に四球でもいいわけだし。ちょっと冷静になれないかな」と右腕を責めた。

 巨人戦は昨年からすべて1点差負けの4連敗。借金は今季ワーストの10となった。観戦に訪れた宮内オーナーは「コメントしないよ。これで(観戦試合は)1勝5敗かな」とあきれ顔。指揮官も「これだけ負ければ借金も増える」と嘆くしかなかった。

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