M石川5勝&防御率トップ「次が大事」

 「交流戦、ロッテ5-0広島」(31日、QVCマリンフィールド)

 交流戦直前のソフトバンク戦3連敗を吹き飛ばす快勝だ。52試合目にして今季初の“零封勝利”に、ロッテ・伊東監督は「いいスタートが切れました」と顔をほころばせた。

 立役者は先発の石川歩投手だ。広島打線を七回までビシッと封じて益田にバトンを渡し、最後は南が締めて0が9個並んだ。

 石川は、これで3連勝で涌井と並ぶ5勝目。防御率トップに躍り出た。「たまたまです。すぐに(率が)上がると思うので」と話し、「貯金3。次が大事ですね」と笑った。負け数は2。今季目標はその負け数を少なくすることだ。

 五回の三者凡退を除いて、毎回走者を出した。「粘り強く投げることができた」と振り返ったが、マリンの逆風を味方により変化した「シンカーに助けられた」という。

 前回5月24日の日本ハム戦では右手中指にマメができて五回で降板したが、伊東監督は「ボールに切れがあったし、攻めができていた」とほめた。石川は「まだまだ貯金を作って、(チームに)貢献したい」と結んだ。

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