完敗 オリ福良監督“7不思議”に困惑

 「ソフトバンク5-2オリックス」(25日、ヤフオクドーム)

 オリックスの福良監督は首をかしげるしかなかった。

 「なんなんですかね?なんなんですかね?」

 苦笑いで同じフレーズを繰り返した。その原因はブランコだ。前日、2本塁打に5打点と大暴れした助っ人を7番から4番に昇格させた。もちろん爆発を期待して。

 ところが四、八回の好機に中飛と空振り三振。六回2死二塁で2ストライクから和田のスライダーが抜けて右足に当たる死球が唯一の貢献で3タコ。一夜にして変わり果てた姿に指揮官も「?」となった。

 もう一つの「?」は代わりに4番から7番に降格したモレルだ。五回に右翼へ反撃の一発。七回には左越え二塁打と、ここ2試合無安打だったのがウソのように生き生きとバットを振った。

 打順別成績で4番打者の打率・214、5本塁打、24打点に対し7番打者は・281、5本塁打、18打点。偶然なのか、プレッシャーに弱いのか。理由は分からないままの4連敗で、借金は今季ワーストの8に膨らんだ。

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