オリ最下位脱出ならず 安達欠場響いた

 「西武8-2オリックス」(4日、西武プリンスドーム)

 それはあっという間の出来事だった。わずか3球で勝負は決してしまった。同点で迎えた五回の守り。オリックス・東明は栗山、中村に初球を連打され一、二塁とされると、メヒアには初球111キロのカーブを運ばれ決勝3ランとされた。続く六回にも中村、メヒアに連弾を浴びると戦意喪失。六回から九回まで無安打に封じ込まれた。

 勝てば最下位脱出となる一戦での逆転負け。福良監督は制球に苦しんだ東明に「勝負できてない。(五回は)早くアウトをほしいだけ。何も考えていない」と突き放した。

 この日は安達が「潰瘍性大腸炎」のため欠場。「無理はさせられない」という指揮官は思いやった。攻守の要を失ったチームはあらためて存在の大きさを痛感する一戦となった。

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