オリ・T岡田浮上弾!3連勝で5位タイ
「西武6-7オリックス」(3日、西武プリンスドーム)
オリックスは、最後は1点差に迫られる辛勝となったが、定位置となっていた6位から一つ上がって西武と並ぶ5位タイになった。
これぞ4番の仕事だ。試合開始早々の初回1死一、二塁。T-岡田は1ボールからの2球目、野上の変化球にきっちり合わせてバックスクリーン左へ運ぶ3ラン。自身2試合連発となる一発はチームに勇気を与える先制弾となった。
「先制できたのは良かった。最高の結果。(打撃は)良くなっている」
4月30日に今季初めて4番に入って以来、チームは3連勝。それでも福良監督は「4番が仕事してくれた。先取点は大きい。このまま4番?まだ考えます」と評価しながらも合格点は与えない。三回、七回の得点圏で打てなかったからだ。
4月4日に2軍落ち。24日には千葉の遠征先まで呼びながら登録を見合わせた。同29日の昇格日は田口2軍監督の指示で下山2軍打撃コーチが現状報告する念の入れよう。万全を期して復帰した元キングが、チーム浮上のけん引車となる。