巨人“純国産ローテ”で再浮上を狙う
巨人が2日、先発ローテを再編した。不調で2軍に降格したポレダの代役として、江柄子裕樹投手(29)が1軍に初合流。4日・広島戦で今季初先発する見通しとなった。
江柄子は2軍で6試合に登板し、防御率1・32。地道に結果を残してチャンスをつかんだ。この日、川崎市のジャイアンツ球場で調整し「カープ打線は打っているが、かわそうとせず向かっていきたい」と力を込めた。
広島3連戦は田口、江柄子、エース菅野の順に先発。その後の中日3連戦は今村と高木に加え、もうひとりは2軍調整中のベテラン大竹寛らを中心に人選する。右肩痛のマイコラスは復帰までに時間を要することから、当面は外国人不在の“純国産ローテ”が組まれることになりそうだ。
投手陣がぐらつき、首位から陥落。強打の広島相手に不安は大きいが、菅野は「僕だけではなく、(全員が)任されたところでやるだけ」と、仲間の思いを代弁。力を結集し、勢いを取り戻す。