内川 2年連続「鷹の4番」すでに通達
「ソフトバンク春季キャンプ」(19日、宮崎)
ソフトバンク・工藤公康監督(52)が、内川聖一外野手(33)に2年連続で4番を任せる方針であることが19日、分かった。今キャンプ中に面談を行い、本人の意思を確認。この日までに通達した。李大浩が抜け、今季は打順を再構築する必要があるが、指揮官は打線の核を主将に託す決意を固めた。
「本人にはもう伝えたよ。去年も言ったけど、何番を任されても自分の打撃を変えないから。打順によって打撃が変わるようではダメ。(内川は)そういう強さを持っている」と工藤監督は説明した。
内川はこの日、居残りロングティーで鋭いライナー性の打球を連発。1月の自主トレ中には「僕は僕の打撃スタイルで4番と向き合おうと思う」と話していた。持ち前の広角打法をさらに徹底し、チームをV3へ導く。