巨人ドラ1&ドラ2躍動!指揮官絶賛

 紅白戦で3安打とアピールした重信
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 「巨人紅白戦、白組4-1紅組」(12日、宮崎)

 巨人・高橋由伸監督(40)が12日、宮崎キャンプの紅白戦で躍動したルーキーコンビを絶賛した。ドラフト1位・桜井俊貴投手(22)=立命大=が2回を無安打無失点と完璧に抑え、同2位・重信慎之介外野手(22)=早大=は3安打を放ち、走塁でも快足を披露。ともに強烈なインパクトを与え、評価が大きく上昇した。

 主役は“ルーキーコンビ”だった。まず、存在感を発揮したのは桜井だ。チーム初の紅白戦で先発マウンドを任され、2回を無安打無失点2奪三振。完璧な内容に、高橋監督は「落ち着いてコントロールができていた。また投げるのが楽しみ」と、うなずいた。

 ルーキー離れしたマウンドさばきが光った。桜井は「緊張はしなかった。ワクワクしながら投げました」と、強心臓ぶりを発揮。一回は坂本の内角を突き、直球で右飛。二回はギャレット、北を決め球のチェンジアップで空振り三振に仕留め「腕を振り、コントロールも良かった」と、納得の表情を浮かべた。

 負けじと重信も力を発揮した。一回に一塁強襲安打を放つと、七回には中前打で出塁。続く亀井の右中間二塁打で楽々と生還した。「塁に出ても嫌がられるのが僕の持ち味なんで」。50メートル5秒7の快足に、客席からどよめきが起こった。

 八回にも宮国から左前打で猛打賞。外野の定位置を狙う新星の活躍に、高橋監督は「(打撃は)粘り強かったし、足は抜群に速かった。こっちも使いたくなるような感じがある」と、称賛した。

 戦力の底上げには若手の台頭が必要不可欠。指揮官は「若い選手がどんどんアピールしてくれたら」と満足げ。新生巨人に、明るい光が差し込んだ。

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