燕ドラ1原樹理 初実戦は21日阪神戦

 「ヤクルト春季キャンプ」(5日、浦添)

 ヤクルトのドラフト1位・原樹理投手(22)=東洋大=が21日のオープン戦・阪神戦(浦添)で実戦デビューすることが5日、分かった。期待の右腕が虎を相手に腕試しを図る。

 真中監督が「先発ローテを目指してほしい」と期待を寄せる新人は、キャンプ第1クールで2度ブルペン入りし、シュートなど多彩な変化球を披露した。自主トレからの順調な調整ぶりを踏まえて、兵庫県出身の原樹にとってなじみがある阪神相手の初実戦が内定した。

 2度のフリー打撃登板を経て、21日・阪神戦に向かう予定。6日からの第2クール以降に向けて、原樹は「自分の持っている力を出したい。まだまだ仕上げる部分はある」とフォーム固めを課題に挙げた。

 この日は、休日返上でのトレーニング後、沖縄の伝統楽器「三線」を演奏するなどしてリフレッシュした。即戦力ルーキーが、虎を封じ込めて開幕ローテ入りをたぐり寄せる。

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