大谷“伝説のチェンジアップ”授かる

 「日本ハム春季キャンプ」(4日、ピオリア)

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が4日(日本時間5日)、米アリゾナキャンプでメジャー歴代2位の601セーブを挙げたパドレス幹部のトレバー・ホフマン氏(48)から、チェンジアップの握りや、プロとしての心構えを教わった。

 背番号「51」が永久欠番にもなっているパドレス英雄の話に、大谷は真剣に耳を傾けた。投内連係後、ホフマン氏はグラウンドで約20分間の“青空講義”。伝家の宝刀・チェンジアップの握り方、全力を出し切ることの重要性、体のケア方法などのアドバイスを授けた。

 今季、チェンジアップの習得を目指している大谷には最高の講義になった。「勉強になりました。実際に握りを見られる機会なんてなかなかない。マウンドの立ち居振る舞いとかも、聞けてよかったなと思います」と目を輝かせて振り返った。

 ホフマン氏も大谷のキャッチボールやノックを受ける姿に身体能力の高さを感じたという。「ゴロのさばき、フットワークを見ても身体能力が高い。印象は素直でいい子だ」とベタ褒め。打撃練習での59スイングで20本の柵越えを聞くと「才能があるから、両方成功すればいい」と二刀流としての大成を願った。

 今後もキャンプを訪れる予定で、大谷は「個人的に聞きに来てもいいと言われた」と喜ぶ。投手を極めるため、伝説のストッパーから貪欲に学ぶ。

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