「ヤクルト春季キャンプ」（４日、浦添）

　ヤクルト・畠山和洋内野手（３３）が４日、腰痛のため練習を早退した。昨季の打点王が、チームのリタイア１号となった。

　守備練習中に患部に痛みを訴え、フリー打撃も回避した。帰りのタクシーに乗り込む際も「痛い」を連発して、苦悶（くもん）の表情を浮かべた。主砲を襲った思わぬアクシデント。真中監督は「ギックリ（腰）なので何とも言えない。長引くなら２軍も考えるけど、肉離れではないし長期化するイメージはないかな」と説明した。　今後病院には行かない予定。５日の休養日を挟み、６日の練習は腰の状態を見てメニューを決める。畠山は「こういうこともある。３日間、リセットするだけ」と“早期復帰”に意欲を示した。