ドラフト選手らプロ生活の基礎知識学ぶ
東京六大学野球連盟は1日、ことしのドラフト会議で指名された選手らを対象にした「プロ野球進路選択部員向け研修」を都内で開催した。今春から始めた就職セミナーの一環で、初の試み。税理士や弁護士を講師に招き、金銭管理やコンプライアンスについて、約3時間の講義が行われ、9人が参加した。
同連盟の内藤雅之事務局長は「プロに入る前に少しでも基礎知識が頭に入れば」と説明。講義では野球賭博問題などタイムリーな話題も。巨人2位の重信慎之介外野手(早大)は「(プロになる)実感がわいてきました。引き締まる思いがある」と、感想を話した。