MVPのソフトB柳田、次はダブル4?

 「NPB AWARDS 2015 supported by リポビタンD」が25日、東京都内のホテルで行われ、最優秀選手(MVP)にセ・リーグはヤクルト・山田哲人内野手(23)、パ・リーグはソフトバンク・柳田悠岐外野手(27)の両リーグの「トリプルスリー」コンビがともに初選出された。

 最高の栄誉を手にしたスラッガーは静かに喜びをかみしめた。自身初のMVP獲得。柳田は「大変光栄なことです。監督さん、コーチ、チームメート、裏方さんのおかげだと思っています」と感謝の思いを口にした。

 不動の3番として打線を引っ張り、トリプルスリー(打率・363、34本塁打、32盗塁)を達成。文句のつけようのない結果を残した。今季の好調の要因を「どれだけ打てなくても当てにいかない、と決めていた。そこだと思います」と分析し、「日本一にもなったし、いいシーズンだった」と続けた。

 シーズン終了後の11月には右肘関節の遊離体摘出手術を受けた。来季開幕には間に合う見込みで、体を万全にして新たなシーズンに臨む。「まずはコンディショニングの維持を第一にやっていきたい」。手術を経て、さらなる進化を遂げることを胸に誓った。

 周囲からはトリプルフォーの期待がかかる。「さすがに4割は無理ですね」と苦笑いを浮かべたが「40本、40盗塁は今年届かなかったので、来年の目標になる」と決意を新たにした。バットで2年連続日本一に貢献した柳田の目は、さらなる高みを見据えていた。

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