桑田氏投球披露!小豆島の少年くぎ付け

 プロ野球・元巨人投手の桑田真澄氏(47)による野球教室が22日、香川県土庄町の高見山グラウンドで開かれ、地元・小豆島の小中学生102人が参加した。

 背番号18の巨人のユニホーム姿で登場した桑田氏は「野球にはちょとしたコツがある。それを覚えれば、もっと野球が楽しくなります」とあいさつ。入念にアップを行い、最初にボールの握り方や下半身を使った投球動作などを指導した。

 さらに守備練習では「背面キャッチ」などユニークな捕球法を伝授。打撃練習では「昔から言われている『上からボールをたたけ』は間違い。レベルスイングでボールをゾーンでとらえた方が確率が高い」などと独自の理論を展開した。

 最後の「デモンストレーション」ではマウンドに上がり、現役時代と変わらぬフォームからピッチングを披露。切れ味抜群の球が次々に外角低めに決まると、参加者から「ウオー」という感嘆の声が上がった。

 プロ通算173勝の“桑田先生”が小豆島の子供たちに強く訴えたのは「考える」ことの大事さ。「何時間練習しても、やみくもに1000回バットを振っても野球はうまくならない。どうやったら打てるか、どうやったら捕れるかを1球1球考えながら練習することが上達への近道です」と語り、「野球の練習は短時間で集中してやって、あとは勉強を一生懸命に頑張り、友達ともいっぱい遊んでください」とアドバイスを送った。

 野球教室には元中日・北村俊介氏(48)、元西武・野々垣武志氏(44)、BCリーグ・新潟に所属する桑田氏の長男・真樹(23)らも参加した。

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