バレCS主役宣言!セ優勝に貢献できず

 「セCSファイナルS・第1戦、ヤクルト-巨人」(14日、神宮球場)

 セ・リーグのCSファイナルSが14日に神宮で開幕する。対戦するヤクルトと巨人は13日、それぞれ最後の調整を行った。左大腿部手術による影響で今季15試合の出場にとどまったヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(31)はチームを勝利に導くことを宣言した。

 ポストシーズンはオレが主役だ。ヤクルトは神宮外苑でCSファイナルSへ向けた全体練習を行い、左大腿部手術による長期離脱から復帰して間もないバレンティンは、フリー打撃などで調整。レギュラーシーズンでは戦力にならなかったが、CSではチームの勝利に貢献する覚悟で臨む。

 「優勝したが、自分は貢献できたと思っていない。(フェニックス・リーグが行われた)宮崎で打席を有効に使えたので、それを自信にしてCSで活躍して、チームを勝利に導きたいと強く思っている」

 13年にシーズン60本塁打の日本記録を樹立し、昨年まで毎年30本塁打以上を放つなど輝かしい実績を残してきたバレンティン。しかし昨秋から2度の手術を受けた影響で今季は15試合の出場にとどまり、打率・186、1本塁打と、来日5年目で最悪と言えるシーズンを送った。

 この日は「普段通り緊張しないように心がけているし、特別な感情はない」と、決戦を前に平常心を強調した。だが、復調を目指して7日から11日まで参戦したフェニックス・リーグでは、本塁打を放つなど状態は上向きだ。

 ここまでは存在が薄い60発男。だが本領発揮はこれからだ。

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