巨人、コミッショナーに福田を告発

 巨人は7日、福田聡志投手(32)が野球賭博に関与していたとして、山岸均球団取締役連盟担当、森田清司球団法務部長が日本野球機構(NPB)を訪れ、熊崎勝彦コミッショナー(73)へ告発書を提出した。

 5日の報告時は、八百長行為が前提で永久失格処分を科される野球協約177条第1項6号、または賭博行為を禁止し1年間、または無期の失格処分となる180条第1項2号に違反した疑いがあるとしていた。

 今回の告発書では森田法務部長が「巨人軍の調べだが福田は今季1軍登板がなく、直接間接に勝敗に関与はしていない」と八百長の疑いがないとして、180条の違反に該当すると変更された。

 ただ熊崎コミッショナーは「177条に該当する事実が出てくるかどうかも含め、鋭意調査を行う」とし、他選手との共謀などの可能性も踏まえて調べる方針。勧誘したA氏が賭博常習者か、組織的背景の有無、反社会的勢力や暴力団との関係など徹底的な事実解明に努めるとした。

 A氏が賭博常習者と認められた場合、福田に紹介した同僚の笠原が告発に相当するかは、コミッショナーの判断に一任される。

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