慶大・横尾4戦連発!打点も由伸超えた

 「東京六大学野球、慶大9-3東大」(4日、神宮球場)

 慶大が連勝で勝ち点3とした。今秋ドラフト候補コンビの横尾俊建内野手(4年・日大三)と谷田成吾外野手(4年・慶応)が前日の1回戦に続くアベック本塁打。横尾はリーグ記録に並ぶ4試合連続本塁打となった。

 慶大打線がまたも快挙だ。主将の横尾がリーグタイ記録の4試合連続本塁打。二回に低めのフォークを引っ張って左翼ポール際に運んだ。「狙ってました。今日狙わなかったら、いつ狙うんだという感じでした」と満面の笑み。お手本映像としているのは、中日・落合GMの現役時代の内角を引っ張る本塁打。法大2回戦からの4本はいずれも左方向だ。

 この本塁打で、通算62打点となり、先輩の高橋由伸(現巨人)に並ぶと、四回にはワンバウンドで左翼手を抜くタイムリーで通算63打点。偉大な先輩を抜いて「何か、ひとつぐらい由伸さんを抜きたいと思っていた」と素直に喜んだ。

 競い合うように打っているのが谷田だ。一回に満塁本塁打を放ち、こちらも今季5号。現役最多の通算15号とした“由伸2世”は「大事なところで打つのが自分の役目。まだまだ状態は上がると思います」と頼もしい。打点も60とし、本家・高橋由超えも射程だ。

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