広島国際学院大逆転!5年ぶり決勝進出

 「高校野球・秋季広島大会準決勝、広島国際学院5‐3広島新庄」(3日、しまなみ)

 準決勝2試合が行われ、広島国際学院が九回、今夏、エースとして甲子園に出場した広島新庄・堀瑞樹(2年)から5点を奪い、5‐3で逆転勝ち。5年ぶりの決勝進出を決めた。如水館も宮島工に3‐2で逆転サヨナラ勝ちして3年ぶりに決勝進出。4日にしまなみ球場で決勝と3位決定戦が行われる。上位3校が、23日に島根県で開幕する中国大会に出場する。

 快音が響いた。広島国際学院が、九回に甲子園経験者の堀を攻略した。

 敵失で1点を返し、1死一、三塁から4番・山田龍哉主将(2年)が「キャプテンとして意地を見せようと思った」と、左中間2点適時二塁打で同点。さらに6番・井上颯太(2年)が、左中間へ決勝の2点適時二塁打を放ち、4長短打で一挙5点を奪い逆転した。

 堀に八回まで12三振を喫し無得点。大逆転劇に長延公平監督(47)は「大会を通じて“心を強くしよう”と言ってきたんですが、いい形で出たかなと思います」と興奮気味に話した。

 迫田守昭監督率いる広島新庄の3連覇を阻み、5年ぶりに決勝に駒を進めた。「迫田兄弟は怖い。いつもいじめられている」。決勝は、兄・穆成監督の如水館と初の頂点を目指して戦う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス