楽天・星野SAが来季GM就任へ
楽天が星野仙一シニアアドバイザー(SA)=68=に、来季からゼネラルマネジャー(GM)職への就任を要請する方向で検討に入っていることが4日、分かった。安部井寛チーム統括本部長が「フロント内の組織改革を含め、検討している段階」と話した。
GM就任となれば、現在の“助言役”的な立場から、新監督の選定やドラフトを含めたチーム編成まで、権限は大幅に拡大される。
すでに同本部長の言う「フロント内の組織改革」についての相談も受けているとされ、就任要請されれば受諾する可能性は高い。星野SAは昨季まで楽天監督を務め、13年には球団初のリーグ優勝、日本一を達成。SAに就任した今季も積極的に仙台を訪れている。1日にもコボスタ宮城で立花球団社長とドラフトについての話し合いを行った。
楽天は最下位からの巻き返しを期した今季もBクラスに低迷。成績不振を理由に大久保監督は今季限りの辞意を表明している。来季は星野SAを中心に根本的な立て直しを図ることになりそうだ。