巨人“燕アレルギー”?で5連敗…

 「巨人3-5ヤクルト」(2日、金沢)

 相手打線のプレッシャーに屈した。巨人先発ポレダが4回1/3を5失点の乱調。チームの連勝は3で止まり、ヤクルト戦は5連敗となった。四、五回は投手の小川に与えた2四球がいずれも失点につながり、原監督は「初回の2点はともかく、その後の失点はらしくない」と、首をひねった。

 リズムを崩した。四回、先頭の小川に与えた四球をきっかけに1死満塁のピンチを招くと、畠山に2点適時打。五回1死二塁でも小川をストレートの四球で歩かせ、ピンチを拡大した。ポレダはここで降板。2番手の田原が川端に適時打を許し、5点目を献上した。

 金沢の低いマウンド。だが、相手も同じ条件では言い訳などできるはずもない。ポレダは痛恨の2四球について「やってはいけない。言葉も出ない」と落胆した。

 気がかりなのは、チーム全体に広がりつつある燕アレルギー。8月26日のヤクルト戦でも、菅野が小川に押し出し四球。上位打線への恐怖心からか、ヤクルト戦は無駄な四球で致命傷を負う試合が続いている。

 ポレダの次回先発は8日の阪神戦が有力。「もう少し、テンポというものを意識した投球をしたい」。逆転Vを実現するためには、同じ過ちは許されない。

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