楽天、今季2度目8連敗も「まだまだ」

 「オリックス3-2楽天」(26日、京セラ)

 あと1本が出ず、楽天が今季2度目の8連敗を喫した。1点を追う八回に1死満塁としたが、後藤、聖沢が凡退。最下位脱出もならず、大久保監督は「(好機に打てないのは)ずっと言ってること。教えているオレや打撃コーチが深く反省しないと」と声を落とした。

 歯車がかみ合わない。五回に西田の適時内野安打で5試合ぶりに先制点を挙げたが、直後に先発・辛島が糸井に2ランを浴びるなど3失点。五回途中でKOされ「粘り切れなかったことが悔しい」と険しい表情でバスに乗り込んだ。

 3位・西武も敗れたため、ゲーム差は変わらなかったのがせめてもの救い。指揮官は「まだまだ、全然あきらめてない」と必死に前を向いた。27日も負けると06年以来の9連敗となる。まずは、きっかけとなる1勝が欲しい。

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