ロッテお手上げ…今季13度目完封負け

 「ソフトバンク3-0ロッテ」(26日、ヤフオク)

 ロッテはわずか2安打で今季13度目の完封負けを喫し、これで3連敗となった。ハンデンバーグを前に五回まで無安打に抑えられ、伊東監督は「完敗だね。今日みたいなピッチングされたら、1点を取るのも難しい」とお手上げだった。

 「真っすぐは150キロ、変化球もストライクが入る。手の施しようがないが…。打たないと、上には行けない。でも、チャンスらしいチャンスもつくれなかった」と指揮官。堀打撃コーチは「あの真っすぐをどれだけしっかりとらえられるかだった」と振り返ったが、ハンデンバーグからは10三振。この日計12三振を喫し、歯が立たなかった。

 六回に先頭の中村が左前打を放ち、ようやくチーム初安打をマークしたが、1死一塁から荻野が三ゴロ併殺。指揮官は、「足のある選手が塁に出てプレッシャーを掛けてほしかったが、その人たちが塁に出られなかった」と話し、荻野をその回限りで即座に交代させる厳しい姿勢も見せた。

 3位・西武も敗れたため、ゲーム差は0・5のまま。残り33試合となり、「負ければ負けた分だけ苦しくなる、取り返しがつかなくなる時期に来ている」と伊東監督。「まだ(CSへの)挑戦権は残されている。その希望はあるから、前を向いていかないと」。その言葉が重たく響いた。

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