ロッテ打線 金子にお手上げ10三振
「ロッテ0-2オリックス」(4日、QVC)
金子から七回までに10三振を喫し、伊東ロッテは今季ワーストタイの計15三振で完敗。安打も角中ひとりが放った2安打のみだった。
伊東監督は「投手(先発・石川)がゲームをつくってくれたが、向こうがそれ以上に良かった。どんなボールでもストライクが取れる」と、無敵の投球を見せた金子にお手上げ状態だった。
六回に2死から角中、清田、デスパイネが連続で四球を選び満塁まで追い詰めたが、続く5番・クルーズは三邪飛。指揮官は「ここってところでいい投球をされた。真ん中(主軸)が打てなかったからしょうがない。いい投手はそんなにチャンスはくれない。それをものにできなかった」と厳しい表情だった。
清田は、この日の金子について、「風の影響もあったのか、手元でふあっと来た」と振り返ると、「でも、僕たちは、この球場で試合を多くやっているわけですから」と悔しそうに話した。六回に四球を選びチャンスメークはしたが、「フォアボールはいらないです。打ちたかった」と自らを責めていた。