ヤクルト館山大反省…七回途中5失点

 「ヤクルト3-5巨人」(4日、福島)

 右肘手術から復帰後2連勝中だったヤクルト・館山だが、この日は5度も先頭打者を出すなど波に乗れない投球に終始した。七回途中に5失点で降板。3年ぶりの黒星を喫し「走者を残して中継ぎに渡してしまった」と反省の弁を並べた。

 最速149キロを計測した一方で、2つの死球を含む4四死球。そのうち三つを回の先頭に与えた。巨人には6月28日の復帰戦でも5四死球と荒れている。七回も阿部への四球後に連打を浴びて3失点。直前に味方が1点差に追い上げていただけに、リズムの悪さが目立った。

 館山は「阿部さんへの四球。勝負し切れなかった」と悔やんだ。今月末に見込まれる再戦で負のイメージを払しょくしたいところだ。

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