東海大相模・小笠原は初戦まで猛練習

 「全国高校野球・組み合わせ抽選会」(3日、フェスティバルホール)

 聖光学院戦までの8日は長いが、全国制覇を目指すには悪くない。大会ナンバーワン左腕の東海大相模・小笠原慎之介投手(3年)は「それだけ練習ができると、プラスに捉えられる。明日、明後日は長い距離を走ろうかと思う」と、ここに来ても体をいじめる考えだ。

 神奈川大会中もランニングやウエートトレーニングを続けた左腕はもう一段、レベルアップして初戦に向かう。相手は東北勢。昨夏とほぼ同じシチュエーションとなった。

 昨夏は大会第6日に盛岡大付(岩手)に3-4で競り負けた。ことしは第7日。「暑い中、去年は練習を抑え気味にして調整しすぎた。ことしはフルメニューで練習します」という門馬敬治監督(45)にとっても、小笠原のフルメニュー宣言は頼もしい限り。甲子園の決勝にピークが来ればいい。

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